イエスの復活

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人生の失敗49

第49回
宗教の独善性
キリスト教をはじめ、どの宗教でも信者は自分の宗教が第一だと考えている。そこで宗教観の争いが起きる。ところが人の考えはみな相対的であるので結局どの宗教が一番だとは言えない。
キリスト教に初めて出会った私は二十歳だった。イエスは霊的な価値を第一に唱えた預言者であったので世俗的な価値観を軽んじていた。当時の私はその教えに心を奪われた。物質文明に嫌気が差していた頃だったのだ。
私は人生に倦み疲れ生きがいを失っていた。親の恩恵で物質的には満たされていたが霊的な満足感は得られなかった。心が暗黒だったのだ。その暗黒の中で出会ったのがイエスの言葉だった。
彼は神に直結しているように見えた。私も神に直結したかった。この世に生を与えてくれた神に直結するより大なる喜びはこの世にないと考えていた。人間関係にも疲弊していた。心の安らぎが欲しかった私は聖書に慰められた。
50回に続く

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