相手の為に

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人生の失敗45

第45回
王の登場
モーセもその後を継いだヨシュアも祭司職を持つ指導者だった。ヨシュアの死後、宗教的指導者を失ったイスラエルの国は乱れた。各自が勝手に振る舞い神に対する怖れを失くした。自我がしたい放題に振る舞った時代だった。他国よりの侵略も受けた。
乱れたイスラエルの民族は王の出現を望んだ。祭司であるサムエルが神の権威でサウルを王として任職した。彼は当初うまく国を治めたがペリシテ人との戦いに勝つと高慢になり神から離反した。
やがてサウルの従者として仕えたダビデが頭角を現して来た。サウルは何度もダビデを殺そうとするが成功しなかった。ダビデが逃亡生活をしている間にサウルはペリシテ人に殺された。そして彼に代わってダビデが王として立てられた。
ダビデは身体的にも霊的にも優れていたが女癖が悪かった。王となった時すでに他国人の妻を2人持っていたにも拘わらず自分の部下を殺して彼の妻をも奪い取った。その罪の行為にダビデは一生涯悩まされるが罪の結晶である子ソロモンが次期の王となったのは皮肉である。
神殿建設が夢であったダビデはその夢をソロモンに託した。ソロモンは遂に神殿を建設し念願を果たした。彼の時代にイスラエルはその栄華を極めた。そしてその時代が彼らの絶頂だった。ソロモンの死後再びイスラエルは分裂し、ユダと争いを繰り返した。
46回に続く

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