神への信頼

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人生の失敗36

第36回
ヤコブの自我
ヤコブは二度神と対峙した。一度目は自国から逃げ出した時に神から祝福を受けた。彼は父と兄を裏切ったので国にいられなくなった。そこで着の身着のまま生まれ故郷を去った。親族のいる他国へ旅立った。途中一度目に神と対峙した。無一物の彼は私欲がないため神に祝福された。つまり自我より良心が優勢だった。
ところが二度目に神と対峙した時は状況が違った。ヤコブは他国へ行き、そこで近親のレアとラケルを娶った。さらに二人の下女とも交わった。その結果子沢山になった。しかも彼は知略に富んでいたので家畜の所有を増やし財を成した。
ヤコブは豊かになり過ぎ義父と仲違いした。そして妻子を含む財産を伴ってその国を後にし、故郷へと向かった。その途中に川の渡しがあった。家族を渡し終えた後、ヤコブは一人残って祈った。
財産の豊富な彼に神は祝福を与えなかった。不満を抱いたヤコブの自我は神である潜在意識下の良心と格闘した。そしてその格闘で彼の自我は神である良心に勝利した。神から祝福を得た。その時点から彼の自我は良心を抑え込んだ。
37回に続く

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