十二弟子は男

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人生の失敗35

第35回
イサクの失態
旧約聖書ではアブラハム・イサク・ヤコブが三大祖と言われている。イサクは父と同じ罪を犯した。自分の妻リベカを王の前で妹だと嘘をついたのだ。その嘘は王に厚遇される為に自我が選んだ防衛手段だった。自我はしばしば将来の不安を取り除こうとして嘘をつく。
イサクの妻リベカは親族の子だった。昔は近親結婚が主流だった。彼も基本的には神に従っていたのである程度の財を成した。イサクとリベカには晩年、双子が授かった。兄はエサウで弟はヤコブと名付けられた。
ユダヤでは長子の権利が重要だった。その権利をヤコブがエサウから奪い取ってしまった。その悪に気付かなかったのがイサクである。死ぬ間際に彼は妻とヤコブにまんまと騙された。妻リベカはヤコブの方を愛していた。
そして聖書では騙したヤコブを信仰の祖として崇めている。
36回に続く

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