ひがみを裁くな

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人生の失敗48

第48回
イエス出現
イエスはイスラエル国民に待望されていた救世主ではあったが、誤解された救世主だった。彼らは強大な王としての救世主を待ち望んでいた。当時ローマに隷属していた彼らを救い出す救世主を望んでいた。
ところがその期待はあえなく裏切られた。イエスは強大な王ではなかった。霊的な力に長けた預言者だった。確かに人類の霊的な悩みを解決できる力を備えてはいたが、ユダヤ人をローマから解放する腕力はなかった。
ユダヤ人は失望した。そして祭司や立法学者とぐるになってイエスが処刑されるように導いた。当時、一番重い刑である十字架刑につけた。イエスはその刑を甘んじて受けた。抵抗はしなかった。
十字架刑はユダヤの風習であった生け贄を象徴していた。イエスの生け贄によって神の赦しを得るための方策だった。キリスト教はイエスの十字架にその拠り所を持つ。イエスが人類のために命を捧げたので神が人類の犯した、また犯すであろう罪を赦したと説く。
それを信じるか信じないかは個人の自由だが、私はその教義をかつて信じた。今はどうかと言えば、ある意味で信じているがそれが真理のすべてではないとも考えている。それは何故か。次に述べる。
49回に続く

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