神への感謝

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人生の失敗46

第46回
預言者の出現
既にその時代の王たちは背信を繰り返し神の言葉を無視していた者が多かった。神の言葉を取り次ぐ者として多くの預言者が出現した。彼らは王の良心を呼び覚まそうと神から託された言葉を王自身や民衆に語り続けたが耳を貸そうとする王も民衆もいなかった。
預言者は神の言葉を取り次ぐ者である以上、私利・私欲から自由になっていなくてはならない。従って基本的に預言者は財産を持たない。裸一貫の者が多い。極端に言えば国を追われた者も多い。つまり奴隷同然の身分だったのだ。
神の声を聞き分ける力を備えた霊感を持った者は何も預言者だけではなかった。ダビデさえ神の声を聞き預言者に準じる霊感を備えた時もあった。それはサウル王に命を狙われ身一つで逃げ惑っていた時期だ。命が危険に晒されている極限状況の下では信仰深い人間なら神の声を聞くこともあるのだろう。
預言者はたとえ命の危険に晒されても神の言葉を伝える責務がある。彼らは神を後ろ盾としているので言動に自ずと力が加わる。イスラエルの分裂時代に現れた預言者たち、エリヤ・エリシャなども真実を言ったがために当時の王たちに疎まれた。
47回に続く
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