可愛い子には

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人生の失敗41

第41回
律法の拡大解釈と罪の赦し
モーセがその基礎を築いた律法を廃棄するのではなく、拡大解釈することでユダヤ人の窮地を救ったのがイエス・キリストだった。彼は律法にがんじがらめになっていた当時のユダヤ人を解放したかった。
それは動物の生贄による罪の赦しではなく、イエス自身の生贄を通した人類の救済だった。旧約時代には生贄によってのみ赦されていた罪が、新約時代にはキリストの犠牲の行為を信じることで罪が赦されるのを知ったことは20歳の私にとっては衝撃だった。
クリスチャンではないにしろその事実を知っただけで過去に犯した様々な罪か豹変していくのを感じた。以前は恨んでいた人々に対して赦す気持ちが芽生えたことも大きな心の変化だった。
罪が赦されると初めて前向きになれる。過去に犯した罪を清算しない限り、また自分に罪を犯した者たちをいったん赦さない限り人は前向きにはなれない。何故なら罪の意識は過去を固着させるからだ。過去にこだわっていては現在に集中できない。勿論建設的な未来も描けない。
従って現在を最大限に燃焼させるには過去の自分を清算することが第一なのだ。過去を清算してからすべてが始まる。20歳の私はやっと人生の出発点に立ったような気になっていた。
42回に続く

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