潜在意識と夢2

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生きにくい35

その35)
(宗教)
国によっては、宗教が人々に道徳観念を根付かせています。欧米諸国ではキリスト教徒が多いですし、中近東や東南アジアにはイスラム教徒が多数います。日本には様々な宗教が入り込んではいますが、比率としては仏教系が多いのでしょう。
離婚に大らかなイスラム教でも、婚前交渉は厳しく禁じられています。若い男女の自由交際さえ禁じられているぐらいで、見つかると処罰の対象になります。また、カトリックでは避妊・中絶を認めていないので、交渉する男女は必然的に夫婦に限られてしまうことになります。
キリスト教国である、アメリカで離婚が多いのは何故でしょうか。
アメリカでは自由恋愛が多いので、男は女性を外見で選ぶ傾向が強いのでしょう。結婚したては満足を得られますが、その内、外見で選んだ相手に飽きて来るのです。同時に性格の不一致なども顕わになるのです。デートでは、相手の性格の一部しか知ることはできないので、結婚当初はお互い上手く行っているように見えます。ところが、お互いの本性が現われて来るのは、結婚二年目以降が多いのです。
何故なら、結婚当初はお互い遠慮して、地を出すことはないからです。
キリスト教では本来、離婚は慎むべきなのにも拘らず、アメリカで離婚が多いのは、個人レベルでキリスト教精神が深く浸透していないからなのでしょう。相手の外見に飽き、性格の不一致が顕わになった途端に離婚に踏み切ってしまうのです。
セックスに関する限り男は一人の女性で我慢できはしないのです。女性は同一の男にしがみ付きますが、男の性欲は一人の女性に限定することは不可能です。更にセックスを求めるのは女性ではなく、男の方です。結婚の意義をセックスに求め過ぎるアメリカで離婚が多いのは必然の結果なのです。
宗教が国教として認められていなければ、人民に対する強制力は乏しいのです。キリスト教が国教に近いアメリカでさえも離婚や犯罪が増えています。まして日本には国教がありません。特に若者は宗教に関心がありません。そのため、日本で離婚や犯罪が増えているのは当然のことなのです。
全体として見ても、日本人には道徳心が乏しくなっています。国や社会に道徳教育を押し付けても、子供が全うに育つわけではないのです。何よりも道徳心を育てるのは、家庭をおいて他にありません。
36に続く

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