文章と論理性1

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生きにくい31

その31)
(不利な男)
過去の歴史の中でも男は幾度となく、性的な過ちを犯して来ました。男は誘惑にかかりやすいのです。食欲・所有欲などは、男女差はあまり見られませんが、性欲に関して男は不利な立場に立たされています。性欲について、男は常に欲求不満であるからです。
女性は男からモーションをかけられて、初めてその気になります。従ってモーションをかけられない女性は生涯、性欲に悩まされることはありません。
ところが男は女性からモーションをかけられる必要などないのです。自然発生的に性欲が湧き上がって来るのです。しかも、それは適切に処理しない限り、延々と増大し続ける曲者です。
四六時中、性欲による誘惑にさらされている男は、仕事や趣味に熱中している時だけ、性欲から自由になります。男に何も没頭する対象がない時、自然に湧き上がる欲望とは性欲にまつわるものが多いのです。
これほどまでに男の頭と心を悩ます性欲は、見方を変えれば、貴重なエネルギー源ともなり得るのです。
画家は女性の裸体を好んで描きます。女性美を追求するという意味合い以上に、性欲を芸術に昇華させる目的も含まれている気がします。芸術家は自分の欲求に素直な人たちなのです。自分が女性の裸体を描くことを恥ずかしがっていたら芸術家は勤まりません。他人がどう思っているかなど、考慮してはいないのです。彼らの心が女性の裸体を見たい、描きたいと欲するから、それを芸術活動に移しているだけなのです。
芸術は爆発だと言った芸術家が、かつていましたが、男が性欲を発散させるのは正に爆発なのです。女性はじわじわと時間をかけて、燃え上がります。男は瞬間的に爆発する特性があるのです。
32に続く
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