人を赦す

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生きにくい19

その19)
(ない物ねだり)
私たちの心は満足を知りません。これで充分だという思いに至らないのです。子供は他の子が食べていると同じ物を食べたがります。面白そうな玩具を誰かが持っていれば、自分も欲しがります。大人だって同じなのです。他人が持っている物は、自分でも欲しいし、他人がおいしそうに食べているのを見れば、同じ物を食べたくなるものなのです。
私たちの欲望は際限がないからです。心には次から次へと新しい欲望が湧き上がります。欲求は満たされれば鳴りを潜めますが、欲望は違うのです。欲望には無限のイメージが伴います。それらをすべて満たすことなど所詮、無理なのです。
過去の栄光を再び手に入れたいのも、欲望の一つです。自分にはない他人の持ち物や地位を欲しがるのも、欲望の一つです。そして、それらを手に入れられない現実をなかなか受け入れ難く、その結果、過去を懐かしんだり、他人を羨んだりするのです。
現実的に手に入れられない物や対象に、心を奪われてしまうと、意識はそのことだけに執着してしまいます。その状態でプラス思考は働きようがないのです。何故なら、自我は自分が満たされていないという面だけに、意識を集中させているからです。そして潜在意識は忘れ去られているのです。
20に続く
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