人の扱い

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人生の失敗24

第24回
キリスト教との出会い
家では父だけがクリスチャンだったが高校時代に母も入信した。私は模型やラジオ組み立てが好きで科目も理系だったので神の存在自体を頭から否定していた。そして思春期にその傾向は一層激しくなり父親とも対立した。
幼少時代はクリスマスには父親に伴われて教会にも行き神の存在も信じていたように思う。子供はサンタクロースやお化けの存在を信じると同じように神の存在も信じるものだ。だが知識が増えるに従って神は遠い存在をなって行った。
父親は私の無神論を全く責めなかった。ただ心の内では我が子がいつしか神を信じ、キリスト教に入信する日を待ち望んでいたようだ。それはどこの親とも変わらない子に対する思いだった。
高校当初、クラスの一人と喧嘩をし情けない思いで家に帰った時、母親にこんなことを言った覚えがある。「イエス様は分かってくれるよね」何の助けもなく孤立した私の自我が屈した瞬間だった。藁にもすがりたい気持ちだったのだろう。
25回に続く

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