人生の失敗8
第8回
羞恥心
羞恥心は相手が一人の時は湧きにくい。相手が大勢だと湧いて来る。相手の勢力に圧倒されて自分の行為が否定されているように感じるからだ。小学生にとって異性の裸は性のタブーである。人間は悪を知ってから性のタブーが出来上がった。
衣服を持たない人間にとっては裸は何ら恥ずべき状態ではない。衣服で身を隠すことによって見えない部分が猶更強調されるようになって来た。しかも衣服を脱ぐ過程において性の衝動は高まる傾向がある。
羞恥心とは自分の無様な姿を人前に晒す時に感じる感情だ。人間には自尊心があるので最良の姿を人に見せたいと考えている。成長と同時にその傾向は高まって行く。相手に自分を良く見せたい。特に異性に良く見せたいと思う。
自分がどう見られているかと言う自意識が高まって来る。そして人に認められたいと言う欲求も強まって来る。自我の目覚めと同時に顕在化した名誉欲と言う欲求が勢力を増して来た証拠である。
9回に続く
羞恥心
羞恥心は相手が一人の時は湧きにくい。相手が大勢だと湧いて来る。相手の勢力に圧倒されて自分の行為が否定されているように感じるからだ。小学生にとって異性の裸は性のタブーである。人間は悪を知ってから性のタブーが出来上がった。
衣服を持たない人間にとっては裸は何ら恥ずべき状態ではない。衣服で身を隠すことによって見えない部分が猶更強調されるようになって来た。しかも衣服を脱ぐ過程において性の衝動は高まる傾向がある。
羞恥心とは自分の無様な姿を人前に晒す時に感じる感情だ。人間には自尊心があるので最良の姿を人に見せたいと考えている。成長と同時にその傾向は高まって行く。相手に自分を良く見せたい。特に異性に良く見せたいと思う。
自分がどう見られているかと言う自意識が高まって来る。そして人に認められたいと言う欲求も強まって来る。自我の目覚めと同時に顕在化した名誉欲と言う欲求が勢力を増して来た証拠である。
9回に続く