潜在意識58

その58)
(聖霊を活用する)
私たちは聖霊を活用することで、独断を避けることができるようになります。独断は大概、自我によってなされる判断です。心に聖霊を受け入れ、自我の勢力が弱まると独断は消え、決断した後にも自省するようになるのです。
自省とは振り返りであり、決定した事柄でも実施後、経過観察は怠らないことです。そして少しでも不都合な状況が生じるようであれば、当初の決定をも覆すのに、やぶさかでない点が独断とは決定的に異なります。聖霊が有益な点は、自説を曲げるのにやぶさかでないという点です。
もう一つ、自説を曲げるのに躊躇しない点も特徴的です。どちらも自我が最も不得手とするところなのです。自我は自説を意地でも曲げようとはしません。例え曲げざるを得ない羽目に陥ったとしても、渋々曲げることになるのです。従って、曲げた時点では事態は既に良からぬ方向にかなり進展していることになります。
59に続く

その59)
(閑話休題)
63を過ぎると急に欲が減ったような気がする。食欲・性欲・物欲・名誉欲とう全体的に強くない。食べたいと思うものも限られて来たし、前ほどエロ画像にも興奮しなくなった。
新しい物を欲しがる気持ちも失せて来たし、世の中で名を馳せても無意味なことも分かって来た。音楽を貪るように聴いていた時代はもう来ない。毎日が平和であればそれで良い。
60に続く

その60)
(潜在意識を覚醒させる)
一体どうやって潜在意識を常に覚醒させておけば良いのでしょうか。簡単な方法は、困難な状況に身を置けば良いのです。財産に執着せず、身の回りの品物にも未練を残さなければ良いのです。品物は所詮、天国にも地獄にも持って行けないからです。それならば早い時期に訣別してしまった方が良いのです。
物品だけに限らず、どんな物事についても、執着は心の自由を奪う元です。心を縛ることは極力避けた方が良いのです。
心を縛るものがなくなったとして、潜在意識を活性化させておくには創造性を高めねばなりません。毎日の平凡な日常生活の中でも、創造性を発揮しないと潜在意識の活躍する場がなくなるのです。
創造とは、現状とは違う発想なり、方法なりを試みることです。日々の仕事は経験に基づいて行なわれることが多いのです。経験を現状に生かす際には、意識が主導権を握り、業務を無難にこなす指示を出します。意識が取り仕切る作業は、新鮮味に欠けます。何故なら有限な過去の組み合わせに過ぎないからです。
平凡な仕事に独創性を持たせるには、無限の可能性を秘めた潜在意識に登場してもらうしかないのです。いや登場せずとも意識下で協力してもらえれば良いのです。潜在意識が意識を盛り立てるように協力してくれれば、それで良いのです。
仕事上で潜在意識に協力してもらうには、潜在意識の声に耳を傾けることが必要です。その声とは夢に隠されていることが多いのです。印象に強く残る夢を見ることがあります。それこそ潜在意識が私たちに信号を送っているのです。夢での信号を現実生活に取り入れることも非常に重要なのです。
61に続く

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