潜在意識24

その24)
(閑話休題)
人間には死の恐怖が常につきまとう。それは安楽な生き方をしている者ほど強い。毎日、汗水たらして全力を出し切っている者にとっては死は快適な誘いに過ぎない。
金持ちや生活に安定している者ほど将来を気にかける。さらに永遠に生きたいと儚い望みを抱く。しかしそうした望みが叶えられることはついぞ無いばかりか悩みの果てに死ぬ場合が多い。
悩みは精神だけでなく、肉体も弱める。精神と肉体は実に直結しているからだ。死にたくないと長命でいたいと望む者ほど短命になるのは皮肉な現象である。
25に続く

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