潜在意識16

その16)
近年、有名なマーフィー氏は、人間の持つ潜在能力の有用性を説きました。彼は潜在意識に働きかけることで、潜在能力を引き出し、日常生活に活用する手法と理論を考案したのです。彼の職業は牧師であったので、彼の構築した理論の基礎には、聖書が深く係わっていることが考えられるのです。
確かに潜在意識が、私たちの生活を大きく左右しているのは、漠然としては分かります。ところが漠然として、その存在を認めるのと、それを有効利用するのとでは雲泥の開きがあります。さらに言えば、未だに潜在意識の有用性はおろか、その存在すら認めずに生活している数多くの人々がいるのも確かなのです。
理性が解決できる問題はごく限られています。理性は意識によって司られていますが、意識が網羅する心的範囲自体は限定されているのです。潜在意識は意識さえも立ち入れない心の深層領域までも、網羅している事実を知るべきなのです。
さて潜在意識・潜在能力の有用性を理解したとして、それらをどの様に引き出し、実生活に役立てるかが重要なポイントになります。
無意識とは字義通り解釈すれば、意識されない心の作用と言うことです。意識されない以上、有効利用することなど不可能ではないかと匙を投げてしまえば、話はそこでお終いとなります。意識できない領域に君臨する無意識、そして潜在意識さえも効果的に活用する使命が、21世紀の私たちには託されているのです。
17に続く

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