潜在意識2

その2)
このように予測が外れたことにより、不運な結果が生じた時には、そのまま悔やむしかないのでしょうか。いえ、その過程をつぶさに検証しさえすれば、失敗の原因がつかめるのです。そして、失敗さえも生きた知恵として活用することができるのです。
この様に思い込みを、予測する手段として有効活用すれば、何ら問題はないのです。ところが、思い込みや先入観は普通、悪い意味で使われることが多いのです。別の表現を使えば、固定観念とも呼ばれるように、一度思い込みが心に醸成されたら、簡単にぬぐい去ることはできないほどの影響力を持つものなのです。
私たちの行動や思考、そのものを根底から支えてくれている潜在能力さえも、思い込みが塗りつぶしてしまうのです。自由に活動すれば、縦横無尽な働きをする潜在能力さえも、有限な殻に閉じ込めてしまう張本人が思い込みなのです。
私たちが生まれた時は、無限の可能性を持って生まれて来ました。その頃は思い込みがなく、潜在能力が自由に活動していたからです。ところが社会との交渉を続ける内に、私たちは自分の無力さに直面する場面に数多く遭遇します。自分の無力さを何度も体験して行く内に、「私にはできない」という思い込みが、強く心を支配する結果となるのです。
青春時代は「何でもできる」という思い込みが強まる時期です。ところが、成人し、社会に出た途端に「私にはできない」という思い込みが優勢となります。社会の壁にぶつかり、自信を失うことが多くなるからです。
従って、私たちの心に巣食う「私にはできない」という思い込みを、いかにして撃破して行くかが、個人の潜在能力をフル稼働させるポイントとなるのです。
3に続く

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