潜在意識8

その8)
私たちは学校での点数が、実社会に出たら何の意味もなかった事を実感しています。それにも拘らず、我が子の点数に対して高望みをするのは何故なのでしょうか。子供の優劣は決して数字では表せない性質を持つものです。それなのに数字が多大な影響力を持つのは、上位校への進学に際しては、学校成績と入試試験成績がすべてを決する入試システムが有力だからです。
点数だけで評価された子供が大人になり、親になると、やはり我が子をも点数のみで評価することになります。悪循環なのです。悪循環を断ち切るのはあなたしかいません。点数至上主義の弊害に気づいた、あなた自身が悪循環を断ち切るしかないのです。
今の格差社会を生み出した根本原因に、点数至上主義があります。高い点数を取った者だけが、社会で勝ち残り、経済的繁栄を享受するという幻想にも似た思い込みが、社会に充満しています。この思い込みに既に満たされてしまった私たちは、自分自身でその思い込みを打破するしかありません。
もしあなたが過去、誰からも正当な評価を受けなかったと感じるのなら、この際、あなたは自分の実力を自分自身で評価するしかないではありませんか。本来なら親が子を正当に評価して上げるのが筋ですが、例外もあるのです。
偶々、その例外に当たった子供は不幸だと思って嘆いてばかりはいられないのです。自分自身で問題を解決するしかありません。何故なら、親はあなたを正しい軌道に乗せる役割を果たしはしますが、その軌道を走り続けるのは、あなた自身だからです。そして、大事な事は、親が敷いた軌道はどうにでも修正できるということです。親の軌道は早く修正し、自分の軌道を走らねばなりません。
9に続く

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